SUMIF関数は、指定された検索条件に一致するセルの値を合計する関数です。
この記事では、SUMIF関数の使い方、入力方法を分かりやすく解説します。
SUMIF関数の使い方
SUMIF関数の式
=SUMIF(①評価対象の範囲 , ②検索条件 , ③合計範囲)SUMIF関数の使用例
=SUMIF(A2:A6,"フード",C2:C6)A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | 分類 | 商品名 | 金額 |
2 | フード&ドリンク | バーガーセット | 950 |
3 | フード | ハンバーガー | 300 |
4 | フード | チーズバーガー | 350 |
5 | ドリンク | コーラ | 250 |
6 | ドリンク | コーヒー | 200 |
①評価対象の範囲 | ③合計範囲 |
結果:650
分類が「フード」の行のみが集計されます。上に挙げた例の表では、ハンバーガー300円と、チーズバーガー350円が集計の対象となります。
①評価対象の範囲 | 「②検索条件」の対象となる範囲を指定します。この範囲の条件に一致する行が、集計の対象となります。 |
②検索条件 | 「①評価対象の範囲」のセルの中から、特定の検索条件を文字列や数値で指定します。 |
③合計範囲 | 合計(SUM)する範囲を指定します。 ①評価対象の範囲の中で②検索条件に一致するものと同じ行の数値のみ、集計の対象となります。 |
補足:ワイルドカードを使いこなそう
上に挙げた例のうち、「フード&ドリンク」のハンバーガーセットも集計に含めたい、というような場合もあると思います。
そんな時に「ワイルドカード」を使えば、部分一致(文字列の一部分が一致)している行も集計の対象となります。
ワイルドカードの使用例
=SUMIF(A2:A6,"*フード*",C2:C6)②検索条件の文字列の前後に「*(アスタリスク)」を付けると、一部が一致しているものが集計されます。
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | 分類 | 商品名 | 金額 |
2 | フード&ドリンク | バーガーセット | 950 |
3 | フード | ハンバーガー | 300 |
4 | フード | チーズバーガー | 350 |
5 | ドリンク | コーラ | 250 |
6 | ドリンク | コーヒー | 200 |
結果:1600
分類に「フード」の文字が含まれている行が集計されます。上に挙げた例の表では、ハンバーガーセット950円と、ハンバーガー300円と、チーズバーガー350円が集計の対象となります。
SUMIF関数の第3引数を省略する使い方
SUMIF関数を使う際、評価対象の範囲と、合計範囲が一致している場合は、第3引数を省略する事も可能です。
第3引数を省略する式
=SUMIF(①評価対象&合計範囲 , ②検索条件)SUMIF関数の使用例
=SUMIF(B1:B6,"<=250")A | B | |
---|---|---|
1 | 商品名 | 金額 |
2 | バーガーセット | 950 |
3 | ハンバーガー | 300 |
4 | チーズバーガー | 350 |
5 | コーラ | 250 |
6 | コーヒー | 200 |
①評価対象&合計範囲 |
結果:450
金額が「250以下」の行のみが集計されます。上に挙げた例の表では、コーラ250円と、コーヒー200円が集計の対象となります。
以上、SUMIF関数の使い方|意外と簡単!Excelの関数を分かりやすく解説でした。
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