SUMIFS関数は、指定された複数の検索条件に一致するセルの値を合計する関数です。
例えば、
- 特定の月の金額を集計する場合(例:2018/9/1~2018/9/30)
- 産地が「京都」の「ねぎ」の金額を集計する場合
このような、複数の条件に合致する金額を集計することが出来ます。
この記事のポイント
SUMIFS関数の使い方、入力方法を分かりやすく解説します。SUMIFS関数の使い方
SUMIFS関数は、このような使い方があります。
- 同一の範囲に対して複数の条件を指定する場合
- 複数の範囲に対して条件を指定する場合
同一の範囲で複数の条件で絞ったり、または評価対象の範囲を分けることも出来ます。それぞれ詳しくご紹介していきます。
同一の範囲に対して複数の条件を指定する場合
SUMIFS関数の式
=SUMIFS(合計範囲 , 条件範囲1 , 検索条件1 , 条件範囲2 , 検索条件2) MEMO
※SUMIFとSUMIFSでは条件範囲と合計範囲の引数の順番が逆になっているので注意してください。SUMIFS関数の使用例
SUMIFS(C2:C7,A2:A7,">=2018/9/1",A2:A7,"<=2018/9/30")A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | 日付 | 商品名 | 金額 |
2 | 2018/8/31 | から揚げ弁当 | 450 |
3 | 2018/9/1 | のり弁当 | 390 |
4 | 2018/9/2 | から揚げ弁当 | 450 |
5 | 2018/9/29 | 幕の内弁当 | 550 |
6 | 2018/9/30 | のり弁当 | 390 |
7 | 2018/10/1 | 幕の内弁当 | 550 |
条件範囲1,2 | 合計範囲 |
結果:1780
日付が2018年9月(2018/9/1~2018/09/30)の行のみが集計されます。上に挙げた例の表では、9月分の金額(390円+450円+550円+390円=1,780円)が集計の対象となります。
複数の範囲に対して条件を指定する場合
SUMIFS関数の式
=SUMIFS(合計範囲 , 条件範囲1 , 検索条件1 , 条件範囲2 , 検索条件2)SUMIFS関数の使用例
SUMIFS(C2:C6,A2:A6,"京都",B2:B6,"ねぎ")A | B | C | |||
---|---|---|---|---|---|
1 | 産地 | 品目 | 金額 | ||
2 | 奈良 | 大根 | 200 | ||
3 | 京都 | ねぎ | 230 | ||
4 | 奈良 | ねぎ | 210 | ||
5 | 京都 | 豆腐 | 250 | ||
6 | 京都 | ねぎ | 220 | ||
条件範囲1 | 条件範囲2 | 合計範囲 |
結果:450
条件範囲1が「京都」かつ、条件範囲2が「ねぎ」の行のみが集計されます。上に挙げた例の表では、3行目と6行目の金額(230円+220円=450円)が集計の対象となります。
以上、SUMIFS関数の使い方|複数の条件に一致する範囲を集計でした。
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